新年おめでとうございます。この2026年は、アメリカ合衆国が建国された1776年から250年目を迎える大きな節目となります。しかしながら、米国社会は以前にも増して混迷を極め、国内についていえば、昨年10月から11月にかけて史上最長の43日間の政府機関閉鎖があったにも関わらず、現在の暫定予算は1月末であり、その後の予算案を巡ってはまだ議会の対立もあり、現時点では、再度の政府機関の閉鎖は回避されるかどうかまだわかりません。しかしながら、たとえ一定期間閉鎖があったとしても、米国国立公文書館が存在する限りは、今後も頑張っていきたいと思いますので何卒よろしくお願い申し上げます。
ワシントンDCには、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念図書館(Martin Luther King Jr. Memorial Library: MLKML)という公共図書館があります。この図書館は、1972年に、公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニアに敬意を表して建設されました。私が米国でまだ大学院生であったころ(1997年から1998年)に、非暴力・平和活動をする組織でインターンをしていた時にその仕事の一環で、この図書館の地下の会議室で開催された会合に出席したことがありました。すでにその図書館は、老朽化が進んでおり、館内もあまり明るくなかったイメージがありました。その後、この図書館は、2017年から本格的な改築工事が進むことになり、2020年に再び開館となりました。今回はこの図書館についてご紹介したいと思います。